UK Stateside SL 10124 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-
1926年ノースカロライナ州出身のジョン・コルトレーン。20世紀のジャズ界最大の巨匠と言われるサックス奏者です。
1964年にプレスティッジからリリースされた本作は、彼の黄金期真っ只中の1958年5月23日にニュージャージー州ハッケンサックのヴァン・ゲルダー・スタジオで録音されたもので、ドナルド・バード(トランペット)、レッド・ガーランド(ピアノ)、ポール・チェンバース(ベース)、アート・テイラー(ドラムス)のクインテット編成による演奏です。
存在感のあるテナーを聴かせる自作曲「Black Pearls」、コルトレーンとバードの掛け合いが見事な疾走感に満ちたバップ・チューン「Lover Come Back To Me」、ガーランドのピアノが大活躍、18分を超える大作「Sweet Sapphire Blues」の3曲を収録。
彼のトレードマークとも言える“シーツ・オブ・サウンド”を体感できる名演です。
表ジャケはごく僅かなリング/コーティングすれと少々の波打ち、エッジ沿いにコーティング浮きを伴ったシワが散見されますが、ツヤは良好です。裏ジャケは背表紙沿いに数本の黄ばんだシワ、全体に薄いシミ・黄ばみが点在し、やや薄汚れた印象です。四隅の角に若干のスレ剥がれ、背文字の一部にシワがかかっていますが、抜けはナシです。
盤は、デッドワックスにスレが散見される為EX-としましたが、音溝部分はわずかな紙スレが光にかざして微かに見える程度、両面とも音に影響するようなキズはありません。耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。再生状態はEX以上、大変良好です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N