UK Vogue LAE 12076 mono
Condition sleeve : VG++ / record : VG++
1929年オクラホマ州生まれのチェット・ベイカー。ウエスト・コーストを代表するトランペット奏者です。
本作は、フィル・アルソ(テナー)、ジミー・ボンド(ベース)、ピーター・リットマン(ドラムス)、ビル・ロフドロウ(パーカッション)といった気心の知れた仲間に加え、ジャズ・メッセンジャーズに加入する前のボビー・ティモンズ(ピアノ)を迎えてロサンゼルスで録音された1956年の作品です。
ラテン風のリズムが軽快な「To Mickey's Memory」、しなやかでロマンティックなトランペットが素晴らしい「Halema」や「Worrying The Life Out Of Me」、疾走感にみちた力強いアンサンブルを聴かせる「Something For Liza」、リラックスしたムードの中、それぞれのソロが際立つ「Medium Rock」等を収録。
今作では歌は封印、クールで柔らかな彼のトランペットを存分に味わえる逸品です。
両面フル・コーティングのペラジャケです。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、裏ジャケは左上に薄いスタンプ、右上に3つの丸シールとシミ、背表紙沿いに僅かなコーティング浮きが見受けられます。背表紙中程に3センチほどのダメージ(剥がれ・ムケ・僅かな割れ)、底エッジに3センチの微かな亀裂が見られます。全体的に細かい傷みが散見される為VG評価としましたが、取り出し口のコーティング剥がれ・ムケ等はありません。
盤は表面スレ・線スレがまばらに散見され、やや経年が感じられる為VG評価としましたが、音に大きく影響するような深いキズはありません。経年による底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はあるものの、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態はEXクラス、見た目以上に良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
Textured外溝ラベル。FLAT厚盤。
マトリクスは1E/2E
パラフィン紙のインナースリーヴは、全辺共に裂けています。