UK Verve SVLP 9242 stereo
Condition sleeve : VG+ / record : EX
1940年ブラジル・バイーア州出身のアストラッド・ジルベルト。60年代前半にアメリカに渡り、数々の良質の作品をリリース。ブラジルのボサノヴァとアメリカのジャズの架け橋的役割を果たした“ボサノヴァの女王”です。
本作は1969年にリリースされたアルバムです。
メランコリックでフォーキーなボサ・チューン「I Haven't Got Anything Better To Do」をはじめ、瀟洒なストリングスをバックにしっとりと歌うジミー・ウェッブの「Didn't We?」やバカラックの「Trains And Boats And Planes」、スタイリッシュなソフト・ボサに仕上がったハリー・ニルソンの「Wailing Of The Willow」、ホーンとラテン・パーカッションがグルーヴィーな「Without Him」、ウィスパー・ヴォイスがクールなミシェル・ルグランの「Where's The Love?」、ドリーミー&チャーミングな「Wee Small Hours」等を収録。
女性ヴォーカル&ブラジル音楽ファンは勿論のこと、ソフト・ロック好きにもオススメの、心地良い極上のひとときを味わえる隠れ名盤です。
表ジャケは黒が基調の為リング/コーティングすれ、エッジ沿いのシワが若干目立ちますが、ツヤはまずまず良好です。取り出し口に少々のスレ・ヨレ、左下角にコーティング浮きと微かなムケが見られます。裏ジャケは折り返しふちに黄ばみ汚れ、全体的に細かい薄ジミが散見され、やや経年を感じます。四隅の角および底エッジの一部にスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は細かく薄い表面スレ・線スレが散見されますが、音に影響するような深いキズはありません。鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-2
インナー・スリーヴは片サイドに抜け有り。