UK Riverside RLP 473 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
1929年ニュージャージー州出身のビル・エヴァンス。モダン・ジャズ界を代表するピアニストです。
ベースを担当していた盟友スコット・ラファロと共にリバーサイドに数々の名盤を録音してきたエヴァンスですが、61年にスコットが交通事故死、悲しみが癒える間もない10か月後の1962年にニューヨークにて録音されたのが本作です。スコット亡き後に加わったのがチャック・イスラエルズ。新生ビル・エヴァンス・トリオの誕生です。
前作『Moonbeams』と同じセッションからの音源で構成された本作、バラードを前作に、ミディアム〜アップ・テンポのスウィンギーなナンバーが本盤に収録されました。
優美なワルツ「How My Heart Sings」、イスラエルズのベースが光るガーシュインの「Summertime」、コール・ポーターの「Ev'rything I Love」といったスタンダードをはじめ、「Walking Up」「34 Skidoo」「Show-Type Tune」等のエヴァンスのオリジナル曲を収録。
スウィンギーとはいえ、エヴァンス特有の“憂い”に満ち溢れた優雅なピアノ・トリオ名盤です。
印刷が微妙にずれたエラー・ジャケです。
表ジャケは微かなリング/コーティングすれが見られますが、ヨレ感・シワは殆ど無く、ツヤも良好です。裏ジャケは周囲に仄かな黄ばみを感じますが、書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は両面共に目立つスレ・スリキズの無い美盤です。B面に極細のヘアラインが2本見受けられますが、表面的なものなので音への影響はありません。静かな作品の為、僅かな底チリを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。
UK盤。片面コーティング・ジャケット。Texturedラベル。
マトリクスは1L 1/2L 1
インナースリーヴは3辺共に抜け有り。