UK CBS S 63551 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : EX〜EX+
1926年イリノイ州出身のマイルス・デイヴィス。時代の流れに応じて自らの音楽性も変化させたトランペット奏者です。
本作は、エレクトリック移行期にあたる1968年にリリースされたアルバムです。ウェイン・ショーター(テナー)、ハービー・ハンコック、チック・コリア(エレピ)、ロン・カーター(ベース)、トニー・ウイリアムス(ドラムス)らが参加。“変化の年”とマイルス自身が語るだけあり様々な試行錯誤が感じられる本作、彼のカタログの中でもかなり地味な印象ではありますが、次へのステップ・アップの途中経過を知る上では興味深い1枚と言えます。
「Filles De Kilimanjaro」や「Mademoiselle Mabry」等、モーダルな雰囲気を漂わせながらも土臭さや東洋の神秘を仄かに感じさせるクールなナンバーを収録。ウェインのテナーとトニーのシンバル・ワークが絶品、2人の存在感がとりわけ光ります。
表ジャケは全体に若干のコーティングすれ、背表紙沿い(特に左下辺り)にシワが多く見られますが、ヨレ感は少なめです。殆ど目立ちませんが、上部中程にシール剥がし痕有り。裏ジャケは微かなリングウエア、右上に青ボールペンによる書き込みとステレオ・ステッカー、周囲に仄かな薄汚れを感じます。 EX--としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。四隅の角に少々のスレあり。
盤は極薄の線スレが数本見受けられますが、深いキズ等は無く両面共にキレイな盤面です。B-1の中盤で極々僅かなプチを数回感じる箇所はありますが、全体的に耳障りなノイズは特に無く、底チリもあまり感じません。大変良好な再生状態です。
A面ラベルに書き込み有り。
UK盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスはA1/B2
インナー・スリーヴに黄ばみ有り。