UK Pye International NSPL 28105 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX
１９４０年米ニュージャージー州生まれのディオンヌ・ワーウィック。バート・バカラック作品の歌い手としても知られる黒人女性シンガーです。
８枚目のアルバムにあたる１９６８年の本作は、バカラック作品を６曲収録。ルー・ジョンソンのカバー「(There's)Always Something There To Remind Me」以外の５曲は彼女の為に書き下ろされたもので、全米４位を記録した「I Say A Little Prayer」、味わい深いアコギをバックにしっとりと歌う「The Windows Of The World」といった多くのシンガーに愛されたお馴染みのナンバーから、変拍子で摩訶不思議なコード進行の「Walk Little Dolly」、壮大に盛り上がるバラード「The Beginning Of Loneliness」、ダスティ・スプリングフィールドも歌った「Another Night」等、バカラックならではの極上ナンバーが並びます。「Somewhere」をはじめとするバカラック以外の４曲はかなりジャジーな仕上がり、彼女のしなやかなヴォーカルを堪能出来ます。
ソウル・ファンは勿論のこと、ヴォーカル〜ソフトロック・ファンまで強くオススメの、エレガントなフィメール・ポップ名盤です。
表ジャケは黒が基調の為リング／コーティングすれが若干目立ちますが、シワ・ヨレは少なめです。裏ジャケはコーティングふちに少々の薄汚れを感じますが、大きな汚れや書き込み等はありません。ステレオ・ステッカーは残存しています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は極薄の表面スレが光にかざして僅かに見える程度。音に影響するような深いキズは特にありません。ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、とりわけ耳障りなノイズは無く底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
パラフィン紙が内側に貼られた無地のインナー・スリーヴは、片サイドに僅かな抜け有り。
