UK Pye International NSPL 28114 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : EX
1940年米ニュージャージー州生まれのディオンヌ・ワーウィック。バート・バカラック作品の歌い手として知られる黒人女性シンガーです。
10枚目のアルバムにあたる1968年の本作は、全米2位/英28位を記録した映画『哀愁の花びら』主題歌「Theme From The Valley Of The Dolls」収録の彼女の代表作ですが、注目すべきはやはりバカラックが彼女のために書き下ろした5曲でしょう。多くのシンガーがカバーした「Do You Know The Way To San Jose」をはじめ、ドリーミーな「As Long As There's An Apple Tree」、切なく感動的なソウル・バラード「Let Me Be Lonely」や「Where Would I Go」、穏やかで優しさあふれるヴォーカルが心地良い「Walking Backwards Down The Road」等は、あまり知られていない隠れキラー。いずれもバカラックでしか書けないメロディライン/コード進行が魅力の必聴曲です。
ソウル・ファンは勿論のこと、ヴォーカル〜ソフトロック・ファンまで強くオススメの、エレガントなフィメール・ポップ名盤です。
表ジャケは黒が基調の為、若干コーティングすれを感じます。左上にステッカー、背表紙沿いに細かいシワ、左下に粒状のキズが散見されますが、ヨレ感は少なめです。裏ジャケはスレも少なく概ねキレイなコンディションで、ステレオ・ステッカーも残存しています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は薄い表面スレが一部に少し見られるのみで、目立つキズ等は特にありません。A-3のイントロでプレスミスによるプチを5回ほど、B-1のイントロと後半でスレによる周回プチ、その他ごくたまにチリプチを感じる箇所がありますが、いずれも軽めのものです。再生状態は概ね良好です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
パラフィン紙が内側に貼られた無地のインナースリーヴです。