UK London LTZ-K 15023 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX--
1924年米マサチューセッツ州生まれのショーティ・ロジャース。アレンジャーとしても並々ならぬ才能を発揮したトランペット奏者です。
1955年の本作は、ジミー・ジュフリー(クラリネット/テナー/バリトン)、ピート・ジョリー(ピアノ)、カーティス・カウンス(ベース)、シェリー・マン(ドラムス)の5人編成でのハリウッド録音作です。
スタイリッシュなスウィングを聴かせる「Trickleydidlier」、5人の疾走感溢れる演奏に痺れる「Not Really The Blues」、次作『Martians Come Back』の姉妹曲にあたる火星人に因んだ「Martians Go Home」、切なさ漂うバラード「Michele's Meditation」等を収録したウエストコースト・ジャズの傑作です。
両面フル・コーティングのペラジャケです。
表ジャケは微かなリングウエアと右上に薄いシール痕のようなもの、取り出し口中程に折れジワが見られます。裏ジャケは上下折り返し部に破れ・剥がれ等のダメージがいくつか見受けられます。顕著なコーティング剥がれはありませんが、取り出し口沿いに微かなムケ・ヨレ有り。四隅の角に少々のスレはありますが、抜けはナシ。ペラジャケの中では良好の部類かと思います。
盤はA-3〜4にかけて薄いシール剥がし痕のようなものが見られますが(画像をご参照下さい)音への影響は殆ど無いようです。両面共に薄い線スレ・ヘアラインが少し見える程度のキレイめな盤面で、底チリも少なめですが、目視では気付かない1ミリ程の小キズがいくつかあり、短めの軽い周回プチを時折感じる為EXにマイナスふたつ付けました。若干のノイズはあるものの、英デッカの安定したサウンドは充分お楽しみいただける再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
FLAT厚盤。外溝ラベル。
マトリクスは1B/1B
インナー・スリーブにシミ有り。