UK Verve VLP 9068 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-
1925年ペンシルヴァニア生まれのオルガン奏者、ジミー・スミス。 50年代からブルー・ノートに多くの名作を発表、60年代に入り、ジャズというジャンルでは異例のビルボード・チャートにいくつもの作品をチャートインさせた、“ソウル・ジャズ”の立役者です。
本作は、ミュージカル『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』からタイトルを持ってきた1964年のアルバムです。
ファンタジックな要素も感じる「Slaughter On Tenth Avenue」、ダイナミックで厚みのあるビッグ・バンドが痛快な「Who's Afraid Of Virginia Woolf ? Part 1.」「Part 2.」、ワルツ・ジャズに味付けされたバカラックの「Wives And Lovers」や「Bluesette」等を収録。アレンジは、オリヴァー・ネルソンとクラウス・オガーマンが担当しています。 とりわけ、軽快なテンポで畳み掛けるように一気に聴かせるA面は秀逸、めまぐるしいジミーのハモンド・プレイがとびきりヒップなグルーヴを生むカッコいい1枚。
表ジャケは微かなリングすれ、背表紙にこまかいシワがいくつか見られ、内中央の1本は深めです。 裏ジャケは取り出し口と背表紙付近に汚れ(黄ばみ)をうっすら感じます。しかし、抜け・ヨレ感は無く、しっかりとしたジャケットです。
盤は薄い線スレ、B面に長めのヘアラインが見られる為EX-としましたが、音には影響しない表面的なものです。気になるノイズは無く、再生状態はとても良好です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N
インナー・スリーブはラベル・シール、底と片サイドに抜け有り。