UK Chess CRL 4526 mono
Condition sleeve : EX-- / record : VG++
１９１５年ミシシッピ州生まれの“シカゴ・ブルースの父”こと、マディ・ウォーターズ。 ローリング・ストーンズやエリック・クラプトンをはじめ、多くのアーティスト達に多大な影響を与えた伝説のブルース・マン／ギタリストです。
本作はホーンを大胆に導入し、ロックへのアプローチを見せる１９６６年の作品です。ジョー・ターナーのヒット曲「Corine, Corina」やＢ．Ｂ．キングの「Sweet Little Angel」、そしてチャールズ・ブラウンの「Black Night」、ディープで黒い名演です。
生粋のマディ・ファンにはスルーされがちな地味な印象の本作、恐らくホーン導入という新たな試みが原因かもしれませんが、泥臭いブルースとゴージャスなホーンの融合、個人的にはけっこう痺れます。「Going Back To Memphis」や「Betty And Dupree」等は、ホーンあってこそのナンバーです。ピアノにオーティス・スパン、ハーモニカはジェームス・コットンが参加しています。
表ジャケは微かなコーティングすれ、背表紙をはじめエッジ沿いにシワが散見されます。取り出し口に若干のヨレ感ありますが、全体的にはしっかりとしています。裏ジャケは、折り返し部に深めのシワが数本見られる以外は、大きな変色も無く概ね良好です。角スレは少々、底に３センチの亀裂が見られますが抜けてはいません。
盤は、細かいスレ・ヘアラインがやや多めに散見されますが、表面的なもののようで音への影響は殆ど無い為、ＶＧ＋＋としました。底チリや、時折聴こえるチリプチもとても軽く、再生状態は概ね良好です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
