UK Tamla Motown TML 11045 mono
Condition sleeve : VG+ / record : VG+
1966年リリースのスティーヴィー・ワンダーの7作目で、変声期に差し掛かったこの時スティーヴィーはまだ16歳。ボブ・ディランやザ・バーズのカバー、モータウンのソングライター・チームが書いた楽曲が占める中、彼自身が手がけた 「Thank You Love」や「Sylvia」では、うねりながら盛り上がっていく彼独特のメロディー・ラインが早くも芽生えており、ひときわ輝いています。モータウン・ビートはやや控えめで地味な印象のアルバムかもしれませんが、メロディアスなナンバーの多い、クオリティーの高い初期の名作です。アルバム最後を飾る「Hey Love」は、1966年作とは思えない洗練されたメロディーで驚きです。
表ジャケは僅かなリングすれ、エッジに沿って細いシワが散見されます。ヨレ感はさほど無くコーティングも良好ですが、7センチ程の底割れがあります。裏ジャケは、経年による黄ばみも無く概ね良好です。
盤は、表面的なスレ・紙スレ・ヘアライン状のスレがやや多く散見される為VG+としましたが、耳障りなノイズを出すような深いキズはありません。A-3と5の一部に細いスリキズが見えノイズが出ますが、極々軽いものです。 たまに軽妙なチリプチを感じる箇所はあるものの、再生状態は概ね良好です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
カンパニー・スリーブは底抜け有り。