UK Riverside RLP 444 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-
1928年フロリダ州タンパ生まれのジュリアン・''キャノンボール''・アダレイ。ファンキー・ジャズの立役者の1人として知られるアルト・サックス奏者です。
本作は1962年9月22・23日にサンフランシスコのナイト・クラブ ''ジャズ・ワークショップ'' で行われたライヴの記録。実弟のナット・アダレイ(コルネット)、ユセフ・ラティーフ(テナー・サックス/フルート/オーボエ)、ジョー・ザヴィヌル(ピアノ)、サム・ジョーンズ(ベース)、ルイス・ヘイズ(ドラムス)によるステージです。
弟ナットの代表曲「The Jive Samba」をはじめ、ユセフのオーボエがミステリアスなムードを醸し出すジュリアンの自作曲「Primitivo」、ご機嫌なアンサンブルを聴かせるクインシー・ジョーンズの「Jessica's Birthday」、ドナルド・バード作の疾走バップ・チューン「Marney」、黄昏に滲むバラード「Lillie」、斬新なメロディ・ラインが光るユセフ作の「Mellow Buno」を収録。
各々が繰り広げる伸びやかなプレイが絶品、気心知れたセクステットによる名演奏です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口中程から左上角&左下角に向かってY字の折れ跡、底エッジ沿い中程にヨレジワ、背表紙沿いにほんの僅かなコーティング浮きが見られますが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは周囲に黄ばみ&白い紙にヨレジワ、右下角にシミ、左上角付近と中央上下に折れ跡が走っています。四隅の角にスレ剥がれ有り。随所に折れ跡が見受けられる為VG評価ですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアラインが光にかざすとチラホラ散見される為EX-としましたが(特にデッドワックス)、音に影響するような深いキズはありません。A1冒頭のMC部分でスレによる10数回の微かなチッをはじめ、極々たまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
盤のふちに微かな歪み(反り)が有りA1中盤まで針が僅かに上下しますが(B面は問題無し)、音への影響は全くありません。
音質に定評のある青ラベル(フォンタナ・プレス)です!
UK盤。片面コーティング・ジャケット。
Textured内溝ラベル。
マトリクスは1L▽1/2L▽1
市販のインナースリーヴです。