UK Decca LK 4790 mono
Condition sleeve : VG+ / VG / record : VG++ / VG+
ヴォーカル／ギター担当のスティーヴ・マリオットとロニー・レインを中心に結成されたスモール・フェイセス。ザ・フーと並びロンドンの若者達を熱狂させた４人組モッズ・グループです。
本作は１９６６年にリリースされた記念すべき１ｓｔアルバムです。
全英１４位を記録したデビュー曲「What'Cha Gonna Do About It」、全英３位の「Sha La La La Lee」といった大ヒット・シングルをはじめ、サム・クックのアッパーなカバー「Shake」、爆音で疾走する「Come On Children」、当時まだ１０代とは思えない渋いヴォーカルを聴かせる「You Better Believe It」、ギターとドラムス、オルガンのせめぎ合いが痛快なインスト「Own Up」等を収録。
カバー曲もさることながら、注目すべきはオリジナル曲の完成度の高さ。若さ漲るエネルギーを爆発させて一気に突き進みます。甘いルックスとは裏腹な骨太のサウンドを聴かせる破壊力抜群の１枚です。
表ジャケは若干のコーティングすれ、天＆底エッジ沿い右半分に微かなテープ痕、天エッジ沿い中程にピン穴（裏面も）、中央にゴマ粒程の剥がれ、右下取り出し口にヨレ＆周辺に複数の折れ、背表紙沿いにコーティング浮き（一部に破れ）、エッジ沿いに細かなシワ、取り出し口側にヘアライン状の長いスリキズが複数散見されますが、ツヤはまずまずでぱっと見そんなに悪くは無い感じです。裏ジャケは微かなリングウエア、天／底エッジ沿いに濃いテープ痕、全体にシミ汚れが散見される等、裏面はかなり汚れています。四隅の角に若干のスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアライン・円周スレ・細かな引っ掻きスレがチラホラ散見されるＡ面を VG++ 、それらに加えて長い引っ掻きスレが複数見受けられるＢ面を VG+ としましたが、大半が音への影響はありません。軽い底チリ・時折チリプチは感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。ステレオ針で試聴しましたが、再生状態は両面共に良好です。
ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは４Ａ／３Ａ
マザー番号：スタンパー・コードは 1:G / 1:I
