UK CBS SS 62883 stereo
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX
1923年英国ピーターバラ生まれのドン・ラッシャー。テッド・ヒース・ビッグバンドをはじめ数多くのセッションに参加したトロンボーン奏者です。
本作は自らのカルテットを率いて録音された1967年のアルバムです。
ゆったり穏やかにスウィングするエリントンの「Don't Get Around Much Anymore」や、ウォルター・ドナルドソンの「Makin' Whoopee」、しなやかなトロンボーンが心地良いグルーヴィー・チューンに仕上がったロジャース&ハートの「I Could Write A Book」等のスタンダードをはじめ、スタイリッシュなソフト・ボッサ「Bossa Bambino」、太陽の陽射しを感じさせるカリプソ風「Tobago」、ご機嫌に疾走する「Oh Lonesome Me」、そして強靱なドラム炸裂の「From Lusher With Love」や、パーカッションが軽快に転がる「Latin Jazz」といった自作曲を収録。
卓越したトロンボーンと息の合ったカルテット演奏はジャズ・ファンにもオススメ、天気の良い昼下がりにのんびりと味わいたいイージー・ラウンジの隠れた傑作です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口&背表紙沿いに薄汚れ、天/底エッジ沿いに微細なシワが散見されますが、ヨレ感は少なくしっかりとしています。裏ジャケは周囲に仄かな黄ばみ&粒状のシミ、取り出し口側に濡れによるシミ汚れがいくつか散見される等、全体的に薄汚れた印象です。背表紙に黄ばみ&スレ剥がれが散見され文字の一部が消えていますが、抜けは無く角スレも少なめです。
盤はうっすらとした紙スレやヘアライン、デッドワックスに仄かなくすみが見受けられる為厳しめにEX-としましたが、音に影響するようなキズはありません。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。再生状態は両面共にEX以上、大変良好です。
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
Texturedラベル。
マトリクスはA1/B1
インナースリーヴの周囲に黄ばみ&シミ有り。