UK Columbia 33SX 1076 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX- / EX
1906年オハイオ州出身のトロンボーン奏者ヴィック・ディッケンソン、1915年サウスカロライナ州生まれのトランペット奏者タフト・ジョーダンをはじめ、初期のスウィング・ジャズ界で活躍した面々が集結した ''インターナショナル・ジャズ・グループ'' 。
本作は仏 Columbia から1956年にリリースされたアルバム『International Jazz Group』の、大変貴重なジャケ/タイトル違いの英国プレスです。
キレの良いアンサンブルを聴かせる「Arvell's Tune」や「Blue Lou」、ノスタルジックな雰囲気漂うスロウ「Man Plays A Horn」に「Did I Remember?」、ご機嫌なスウィング・チューン「Moten's Swing」、痛快なドラミングに痺れる「Skin Tight And Cymbal Wise」、ちらりと顔をのぞかせるラテンのリズムがアクセントの「Budd's Idea」、疾走感あふれる「Every Day Blues」等々、56年10月に行われたニューヨークでのセッションを収録。
前述の2人に加え、バド・ジョンソン(テナー・サックス)、ジョージ・バーグ(バリトン)、アンドレ・ペルジアニ(ピアノ)、アーヴェル・ショウ(ベース)、ガス・ジョンソン(ドラムス)といった精鋭達による粋でヒップな名演奏です。
両面フル・コーティングのペラ・ジャケは、表も裏も若干のリング/コーティングすれ、背表紙沿いに黄ばんだ細かな切れが2〜3本見られますが、コーティング剥がれ・ムケ等は無くツヤも概ね良好です。表ジャケ右上に軽い折れと角打ち、裏ジャケ左上に軽い折れとヨレジワ、背表紙沿いに仄かな黄ばみが感じられます。四隅の角にスレ剥がれ、背表紙に黄ばみ汚れが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は概ねキレイなB面をEX、ヘアラインが2〜3本見受けられるA面をEX-としましたが、音には影響しない表面的なものです。ごくたまに微かなプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
この時期の英EMIの音質はとりわけ抜群。メリハリのある鮮やかなサウンドをお楽しみ下さい!
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは1N/1N
インナースリーヴにエンボス・スタンプ有り。