UK A&M AMLS 929 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : EX-
激レア、UKオリジナル盤です!
1942年フランス・パリ生まれのクロディーヌ・ロンジェ。ウィスパー・ヴォイスの女王として知られるシンガー/女優です。
1968年の本作は、ソフトロックの名盤と称される前作『Love Is Blue』とは打って変わってフォーキーな仕上がり。ヴァイオリンやチェロ等の弦楽器が厳かな雰囲気を醸し出すサイモン&ガーファンクルの「Scarborough Fair/Canticle」、叙情的&幻想的なゴードン・ライトフッドの「Pussywillows, Cat-Tails」、アイリッシュな空気を感じるドノヴァンの「Colours」や「Catch The Wind」、優しさあふれるメロディーとフルートの音色に癒される「For Bobbie」、子守唄のようにドリーミーな「I Believed It All」、ウィスパー・ヴォイスが美しく響く「Let It Be Me」、そして本家をも凌駕する完成度に驚かされるジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」、ランディ・ニューマン自らがピアノで参加した「I Think It's Gonna Rain Today」等を収録。
プロデュースはトミー・リピューマ、アレンジはニック・デカロが担当。前作の影に隠れてしまった感のある本作ですが、クオリティはこちらの方が上かも。聴く程に心に沁みる隠れ名盤です。
ジャケットはモノラル仕様です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、背表紙沿いに微かな色褪せ、盤の痕やエッジ沿いにヨレジワ&細かなシワがやや多く散見されますが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは右上折り返し部にラベルシール剥がし痕、右下角付近に7×2センチのステッカー剥がし痕(恐らくステレオ表記のシールが貼られていたものと思われます)、コーティングふちに薄汚れ、底エッジ沿いの所々に薄いシミ、全体に仄かな黄ばみが感じられる等やや経年/使用感有りです。四隅の角に少々のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極薄の紙スレやヘアラインが光にかざすと微かに散見されるのに加え、デッドワックス周辺の一部にもやっとした曇りが見受けられる為EX-としましたが、いずれも音への影響はありません。耳障りなノイズは一切無く、底チリもわずか。再生状態は両面共にEX+、大変良好です。
彼女の作品の英国プレスはとても希少です。繊細な音も再現するクリアーな音質のUK盤で是非お楽しみ下さい!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA1/B-2
市販の薄紙インナースリーヴです。