UK Columbia 33CX 10071 mono
Condition sleeve : VG+ / record : VG+++
1917年ニューヨーク州ブルックリン生まれのバディ・リッチ。50年代から数多くの作品を残したジャズ・ドラマーです。
本作はカウント・ベイシーのレパートリーを11人編成のオーケストラで演奏した1枚、1956年の録音です。
存在感あるドラミングが痛快な疾走スウィング・チューン「Down For The Double」に「Jumping At The Woodside」、ムーディーな味わいの「Blue And Sentimental」、小気味良くスウィングする「Jump For Me」や「Shorty George」、「9.20 Special」等を収録。
ボブ・クーパー(テナー・サックス)、バディ・コレット(サックス&フルート)、ハリー・スウィーツ・エディソン(トランペット)、フランク・ロソリーノ(トロンボーン)、ジミー・ロウルズ(ピアノ)、ビル・ピットマン(ベース)、ジョー・モンドラゴン(ドラムス)をはじめとする豪華な面々が集結、そしてマーティ・ペイチがアレンジを手掛けた名盤です。
両面フル・コーティングのペラ・ジャケは、表も裏も若干のリング/コーティングすれ、取り出し口に細かなコーティング剥がれ・ムケ、エッジ沿いに微細なシワが散見されますが、ツヤはまずまず良好です。裏ジャケ左上折り返し部に破れを修復した痕が見受けられます。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。随所に経年感/傷みが散見されますが、デリケートなペラジャケの中ではまずまずのコンディションかと思います。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアラインがまばらに散見される為VG評価としましたが、音に影響するような深いキズはありません。軽い底チリ・時折軽微なチリプチは感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切ナシ。再生状態はEXクラス、両面共に良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスはA-2N/B-2N
マザー番号:スタンパー・コードは 1:G / 1:G
後に差し替えられたインナースリーヴです。