UK Contemporary LAC 563 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-
米インディアナ州ニュー・キャッスル出身のジョイ・ブライアン。コンテンポラリー・レーベルの社長夫人でもあるシンガーです。
本作は社長のレスター・ケーニッヒ自らがプロデュースを手掛けた1961年のアルバムです。
晴れやかなスウィング・チューン「My Romance」や「Old Devil Moon」、「Everything's Coming Up Roses」、エレガントなピアノをバックにしっとり丁寧に歌い上げる「Make The Man Love Me」に「My Funny Valentine」、温もりあるギターと優雅なピアノ、伸びやかなヴォーカルが素晴らしい「It Never Entered My Mind」等を収録。
彼女をサポートするのはウィントン・ケリー(ピアノ)、アル・ヴィオラ(ギター)、リロイ・ヴィネガー(ベース)、フランク・バトラー(ドラムス)によるカルテット、豪華な顔ぶれが集結しています。ジャケのイメージそのままの、穏やかで親しみやすいヴォーカルが味わえる極上のスタンダード集です。
両面フル・コーティングのペラ・ジャケは、表も裏もやや多めのリング/コーティングすれ、取り出し口に薄汚れ、背表紙沿いにコーティング浮きと黒ずんだ深いシワ(切れ)が散見されます。表ジャケ左上にシール剥がし痕と思われる少々の浮き、右下盤の痕に沿った太いコーティングじわ、裏ジャケ上下折り返し部に黄ばみ汚れ&スレ汚れ、右下角付近や取り出し口中程にやや長い複数のコーティングじわが見受けられます。四隅の角や背文字の一部にスレ剥がれ、底エッジに黒ずんだスレ剥がれが散見されます。全体的に経年/使用感有りの為VG評価ですが、抜けはありません。
盤はうっすらとした表面スレやヘアラインが光にかざすとチラホラ散見されますが、音に影響するような深いキズはありません。時折軽微なチリプチを拾う盤ですが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態は概ねEX、両面共に良好です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは1B/1B
インナースリーヴにシミ汚れが散見されます。