UK Contemporary LAC 12186 mono
Condition sleeve : VG++ / record : VG++
ウエスト・コーストの名手バーニー・ケッセル(ギター)、レイ・ブラウン(ベース)、シェリー・マン(ドラムス)から成るポール・ウィナーズの2作目、1958年の録音です。
心浮き立つアンサンブルを聴かせる「Volare (Nel Blu, Dipinto Di Blu)」に「The Surrey With The Fringe On Top」、味わい深いしっとりとしたギターが素晴らしい「Spring Is Here」や「Angel Eyes」等のスタンダードをはじめ、粋にスウィングする「Be Deedle Dee Do」、哀愁を漂わせて疾走する「Foreign Intrigue」といったケッセルのナンバー、ブルース・フィーリング溢れるブラウン作「Custard Puff」等を収録。
ジャケのイメージそのままのリラックスした雰囲気が伝わってくる本作、肩の力を抜いて気軽に味わいたい名演奏です。
両面フル・コーティングのペラ・ジャケは、表も裏もやや多めのリング/コーティングすれ、背表紙沿いの所々に小さなコーティング浮きと細かなシワ(一部切れ)が散見されますが、コーティング剥がれ・ムケ等はありません。表ジャケ左下角に僅かなシミ、底エッジ沿いに1本の長いヨレジワ、裏ジャケ中程真横に仄かな黄ばみ、右下角に少々のシミが見受けられます。四隅の角および背表紙&底エッジの一部にスレ剥がれが散見され背文字がいくつか消えていますが、抜けはありません。
盤はうっすらとした表面スレやくすみが全体まばらに散見される為見た目でVG評価としましたが、深いキズ等はありません。なだらかな粒状のプレスミスが4つほど見受けられますが、音への影響は殆ど無いようです。軽い底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態は概ねEXクラス、両面共に良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは1B/1B
無地のザラ紙インナー・スリーヴです(両サイドに抜け、丸窓に破れ、所々にシミ汚れ有り)