UK HMV CLP 1868 mono
Condition sleeve : EX / record : EX-
1932年米ミズーリ州セントルイス生まれのオリヴァー・ネルソン。アレンジャー/コンダクターとしても活躍したサックス奏者です。
1965年の本作は、米 Impulse! から61年にリリースされた彼の代表作『Blues And The Abstract Truth』の続編として制作されたアルバムです。とはいえメンバーは総入れ替えされており、サド・ジョーンズ(トランペット)、フィル・ウッズ(アルト)、ベン・ウェブスター(テナー)、ペッパー・アダムス(バリトン)、ロジャー・ケラウェイ(ピアノ)、グラディ・テイト(ドラムス)等、こちらも豪華な面々が参加しています。
スリリングな演奏を聴かせる「Blues And The Abstract Truth」、ヒップでグルーヴィーな「The Critic's Choice」、ブルージーな「Midnight Blue」や「Blues For Mr. Broadway」等を収録。オリヴァーのブルースに対する憧憬が垣間見える1枚です。
表ジャケは微かなリング/コーティングすれが見られますが、ヨレ感は無くエッジ沿いのシワもほんの僅か。ツヤも良好です。裏ジャケはごく僅かなリングウエアやスレ汚れ、折り返し背部に仄かな黄ばみ、右下角に切手シールが見受けられます。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はうっすらとした紙スレや細かな表面スレが光にかざすとまばらに散見される為EX-としましたが、音に影響するような深いキズはありません。唯一A3中盤で砂キズによる微かな ''チッ'' を7〜8回程感じますが、まず気にならない程度の軽いもの。全体通して耳障りなノイズは特に無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1G/B-1G
マザー番号:スタンパー・コードは 1:G / 1:G