UK Columbia SX 6075 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : VG+ / EX--
ハモンド・オルガンとヴォーカル担当のジョージ・ブルーノを中心にロンドンで結成されたズート・マネーズ・ビッグ・ロール・バンド。スウィンギン・ロンドン時代の若者達を熱狂させたＭＯＤバンドです。
本作は１９６６年５月にロンドンのクラブ ''クルックス・クリーク'' で行われたライヴの記録、彼らの２ｎｄアルバムです。
グルーヴィーなニーナ・シモンのカバー「Chauffeur」、オーティス・レディングの「The One And Only Man」、ロバート・パーカーの「Barefootin'」、ハモンドとフルートがクールなジャズ・インスト「Florence Of Arabia」、そしてインプレッションズの「I've Been Trying」やサム・クックの「Nothing Can Change This Love」といったバラードでは、心揺さぶる渋いヴォーカルを聴かせます。ムンムンとした熱気に包まれたワイルドな名ライヴ、本家に負けず劣らずの黒さに痺れるジェームス・ブラウンのメドレーも必聴です。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、左上に角打ち、上部盤の痕に沿ってやや太いコーティングじわ、エッジ沿いにシワ（一部深いシワ）が多く散見されますが、ツヤは概ね良好です。裏ジャケは折り返し部ふちに黄ばみ汚れ、背表紙沿い中程に黄ばんだ深いシワ、右下角にシール剥がし痕、うっすらとしたシミやスレ汚れがまばらに散見されますが、書き込みや剥がれはありません。抜けは無く背文字もまずまず鮮明、角スレも少なめです。
盤はやや目立つヘアラインや表面スレ・細かなスリキズがまばらに散見されるＡ面を VG+ 、少なめのＢ面を EX-- としましたが、再生は見た目以上に良好です。Ａ３とＢ２終盤〜Ｂ３の静かな曲で軽いチリプチや ''チッ'' という周回プチを拾いますが、他はごくたまに軽微なチリプチを感じる程度、サウンドに紛れて殆ど気にならない印象です。ノイズを拾いやすいステレオ針で試聴しましたが、再生状態は両面共に EX- くらい、鑑賞の妨げになるような酷いノイズも特にありません。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１／１
マザー番号：スタンパー・コードは 1:R / 1:M
インナースリーヴに仄かな黄ばみ、丸窓に破れ、角にカット有り。
