UK Pye NSPL 18208 stereo
Condition sleeve : EX+ / record : EX
アレクシス・コーナー率いるブルース・インコーポレイテッドに参加し、渋いヴォーカルを聴かせたロング・ジョン・ボールドリーが、何故かポピュラー路線にシフトチェンジした1967年作。
従来のファンからはかなり非難を浴びたようですが、プロデュースは何とあのトニー・マコウレイ! ソフトロック・ファンなら思わず身を乗り出してしまうことでしょう。
ソフトロックの黄金コンビ、マコウレイとジョン・マクレオドのナンバーが5曲も入っているのが嬉しい限りですが、そのどれもが素晴らしい出来で、特に全英1位を記録した「Let The Heartaches Begin」と「Better By Far」、「Wise To The Ways Of The World」、「Since I Lost You Baby」は、天に舞い上がっていくかのような高揚感あふれる感動的な名曲です。「We're Together」はトニー・ハッチの作品。 渋い歌声は決してソフトロックではありませんが、バックを固める豪華な面々や、洗練されたストリングス、込み上げ系のメロディーを考慮しますと、充分ソフトロック・アルバムと言えるでしょう。もっと評価されるべき、隠れた名盤です。
表ジャケは、シワが少しあるだけでコーティングすれは殆ど無い、大変美しいコンディションです。裏ジャケは、ステレオ表記のステッカーが剥がれてしまっていますが、黄ばみ等は殆ど感じない美ジャケです。もちろん抜けもありません。
盤は、A-4の出だし部分に小さなスリキズがあり周回ノイズが出ますが、とても軽いものです。そこ以外はチリノイズも少なく、大変良好な再生状態です。 B面はスレ・スリキズが殆ど見当たらない美盤でEX+です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
白無地のインナー・スリーブは3辺にセロテープ補修あり。