UK Chapter 1 CHS 805 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : EX
1943年生まれのドイツ系フランス人、マーク・ワーツ。『ティーンエイジ・オペラ』やブリティッシュ・サイケ・ポップの名作『Tomorrow』のプロデュースを手掛けたことでも知られるアレンジャー/アーティストです。
1970年にリリースされた本作は、そんな彼によるプロジェクト ''フィルウィット&ペガサス'' の唯一のアルバムです。
優しさと温もりに満ちた「Pauper's Son」や「Lonely Flower」、ちょっぴり切ない「Yoyo Thoughts」といったフォーキー・ポップをはじめ、ピアノとストリングス&厚みのあるコーラスで盛り上がるバラード「And I Try」、ジャジーな味わいの「Winter Face」、リコーダーがアクセントの哀愁漂う「Spinning Carousel」、荘厳なコーラスが際立つ「To Pegasus With Love」〜「And She Came」、そしてラストを飾る壮大な美曲「Final Thought」等を収録。
ロジャー・グリーナウェイやピーター・リー・スターリング(ダニエル・ブーン)をはじめとする5人の男性シンガーがヴォーカルを担当。エコーの効いた奥深いサウンドが魅力的、ワーツの並外れた才能に圧倒される英国産ポップ・サイケの名盤です。
表ジャケは若干のリングウエア、右下角付近に軽い折れ、エッジ沿いにヨレジワ/細かいシワが散見されますが、コーティングのツヤは概ね良好です。裏ジャケはリングウエアやスレ汚れが散見されますが、書き込みや剥がれ等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤は極薄の紙スレやヘアラインが光にかざすとチラホラ見受けられますが、音に影響するような深いキズはありません。B3中盤で薄い表面スレによる ''チッ'' を暫く感じますが、さほど気にならない軽めのものです。全体通して耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスはP-1/P-1