UK MGM C 896 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX
MEGAレア、UKオリジナル盤です!
ウラジミール・ナボコフ原作の小説をもとにスタンリー・キューブリックが監督を務めた1962年のイギリス映画『ロリータ』のサウンド・トラックです。音楽は米ニュージャージー州出身の作/編曲家のネルソン・リドルが手掛けています。
優雅で美しいストリングスによるメイン・テーマ「Love Theme From Lolita」をはじめ、主演女優スー・リオンのキュートであどけないスキャットが愛らしい「Lolita Ya Ya」と、ヴァージョン違いの「Thoughts Of Lolita」、スリリングな「Humbert Contemplates Killing Wife」、ノスタルジック&軽快な「Two Beat Society」、サックスをフィーチャーしたビッグバンド・チューン「School Dance」、穏やかで洗練されたオーケストラによる「Mother And Humbert At Dinner」等々収録。
流麗で美しいメロディーの中に不穏なエッセンスを仄かに織り交ぜたサウンドは実に秀逸、物語の世界を見事に表現した名スコアです。
表ジャケは微かなコーティングすれ、右下角に2.5センチの裂け、左上角に少々のダメージ(スレ剥がれ・シミ等)、左下角付近に薄いシミが見受けられますが、ヨレ感は無くエッジ沿いのシワも少なめ、ツヤもまずまずです。裏ジャケは右下角付近にシミと折り返し部の欠損、中程真横に軽い折れとスレ汚れ、曲目部右2箇所に黒マジックの小さな書き込み、取り出し口沿いにシミ汚れが散見されます。底エッジに僅かな抜け&所々にスレ剥がれ・シミ、天エッジ〜背表紙の一部にシミが散見されます。随所に傷み&使用感が見られる為VG評価としましたが、美しいアートワークは概ね保たれているかと思います。
盤はデッドワックスにうっすらとした表面スレが散見されますが、音溝部分はほんの僅かなヘアラインや線スレ・引っ掻きスレが微かに見受けられる程度。両面共にキレイめな盤面です。''チッ'' という微かなノイズをA1前半で8回程、B1イントロで7〜8回、後半で5〜6回、A5中盤で砂キズによる3回のプチ等、時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
US盤も入手困難ですが、UK盤のレア度はケタ違い。殆ど出回ることの無い激レア・アイテムです。ジャケはVGですが、是非この機会にご検討下さい!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N