UK Philips 6308 051 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX-
１９３７年英国タインマウス出身のグラハム・コリアー。トランペット奏者からベーシストへと転向したブリティッシュ・ジャズ界の巨匠です。
本作は、１９７０年１２月８日ノース・フィンチリーのザ・トリントンでのライヴ録音作です。
スリリングでダイナミックなアンサンブルを聴かせる「Theme 1」、伸びやかなソプラノ・サックスとクールなピアノ、味のあるベースが心地良い「Theme 2」、痛快なドラミングから疾走感溢れるラストへと流れ込む「Drum Cadenza」、表情豊かなピアノが素晴らしい「Piano Cadenza Into Theme 2」、自在に駆け巡るフリューゲル・ホルンが際立つ重厚＆壮大な「Flugel Solo Over Theme 8 In Tenors」等を収録。
ハリー・ベケット（トランペット／フリューゲル・ホルン）、ボブ・サイダー、アラン・ウェイクマン（サックス）、ジェフ・キャッスル（ピアノ）、ジョン・ウェッブ（ドラムス）が参加。
フリー・ジャズの要素を含みながらも、根底に流れるのは抒情的な世界。ジャズロック・ファンにもオススメの名盤です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も微かなリング／コーティングすれ、エッジ沿いに微細なシワが散見されますが、ヨレ感は少なくツヤも良好です。裏ジャケ右上角付近に僅かな剥がれが見受けられます（恐らくシール剥がし痕）。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤はほんの僅かな紙スレやヘアライン、Ｂ面の一部にもやっとした表面スレが光にかざすと見受けられる為ＥＸにマイナスを付けましたが、目立つキズ等はありません。時折 ''チッ'' という軽いノイズは感じますが（特にＢ１前半）、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く底チリもわずか。再生状態は両面共に良好です。
ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスは１Ｙ//１ 、２Ｙ//１
