UK Fontana SFJL 913 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX--
１９３１年オーストラリア・シドニー出身のコリン・ベイツ。英国のサックス奏者ブルース・ターナー率いるジャンプ・バンドの一員として５０年代後半から活躍したジャズ・ピアニストです。
１９６８年の本作は、バリー・ディロン（ベース）、ジョン・ウェッブ（ドラムス）のトリオで録音されたリーダー作第２弾です。
トリオとは思えないダイナミックな演奏を聴かせる「Brew」や「Bus Dance」、洗練されたスウィングが美しい「Days Of Wine And Roses」、エレガントなワルツ「Claudia's Dance」、幻想的でモーダルな「Little Lindy」、流麗なボサ・チューン「Embarcadero」等を収録。
透明感あるピアノ・タッチが絶品、クールな肌触りのブリティッシュ・ピアノトリオ名盤です。
表ジャケは微かなリングすれ、取り出し口下方にヨレ、左下に軽い角打ち、エッジ沿いに微細なシワが散見されますが、コーティングのツヤは良好です。裏ジャケは取り出し口下方に少々のヨレ＆１センチの破れが見られますが、リングウエアは僅か、目立つ汚れや書き込み等はありません。四隅の角に若干のスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は紙スレやヘアライン、やや太い線スレがチラホラ散見される為ＥＸにマイナス２つ付けましたが、殆どが音には影響しない表面的なものです。但し砂キズがいくつか見られＡ５の前半で６回、Ｂ１イントロで６〜７回、しばらくして４回のそれぞれ軽いプチを拾います。全体的にはごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特に無く底チリもわずか。再生状態は両面共に良好です。
Ａ面ラベルにサンプル・ステッカー有り。
２００９年に復刻されるまではファン垂涎の ''幻のピアノ・トリオ名盤'' でした。時代の流れに左右されることのない名演、是非オリジナル盤で持っておきたい１枚です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｙ▽１／２Ｙ▽１
インナースリーヴに少々の変色（日焼け）有り。
