UK Stateside SSL 5014 stereo
Condition sleeve : VG++ / record : EX- / VG++
１９４１年米メリーランド州ボルチモア生まれのママ・キャス（キャス・エリオット）。ママス＆パパスの一員として知られる彼女ですが、グループ解散後はソロ・シンガーとして活躍しました。
本作は１９６９年にリリースされたアルバムです。
バリー・マン＆シンシア・ワイルの「It's Getting Better」、ハーモニー・グラスの歌唱で知られる「Move In A Little Closer, Baby」、高揚感に満ちた「Welcome To The World Of Love And Laughter」といった最強のソフトロック・ナンバーを含む本作、この３曲だけでもすでに元を取った感じですが、胸躍るメロディーの「Easy Come, Easy Go」、グッドタイム・ミュージック風の「Blow Me A Kiss」、カントリー・タッチの軽快な「Sour Grapes」、都会的なスロウ「Who's To Blame」等々、大充実のラインナップです。中でもひときわ輝くのはローラ・ニーロ作の美曲「He's A Runner」、泣けるほどに感動的な名カバーです。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、左上盤の痕に沿った長めのヨレジワ、左上角に軽い折れ＆コーティング浮き、エッジ沿いにヨレジワ／細かいシワが散見されますが、ツヤはまずまず良好です。裏ジャケは若干のリングウエア、真横に走った褐色のスレ汚れ（印刷汚れ？）がまばらに散見されますが、剥がれや書き込み等はありません。背表紙の一部のコーティングにムケ（指で触って分かる程度）、四隅の角および天エッジの一部にスレ剥がれ／ムケが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は２センチ程の太い線スレをはじめ紙スレや細かい表面スレがチラホラ見受けられるＡ面を EX- 、やや目立つジグザグとした表面スレや紙スレが散見されるＢ面を VG++ としましたが、いずれも音への影響はありません。唯一Ｂ５の終盤で１ミリの極小キズによる微かなプチを７回感じますが、そこ以外に気が付くノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態は両面共にＥＸ以上、大変良好です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
