UK Columbia 33SX 1638 mono
Condition sleeve : VG++ / record : VG+
１９４３年英国ランカシャー出身のジョージィ・フェイム。ロンドンの若者達を熱狂させた英国の伊達男です。
本作は１９６４年リリースの２ｎｄアルバムですが、１ｓｔがライヴ盤だった為、スタジオ録音作としては本作が実質のデビュー・アルバムとなります。
ゴフィン＆キングのキャッチーな「Point Of No Return」、カーティス・メイフィールドが手掛けたメイジャー・ランスのヒット曲「The Monkey Time」、疾走感に満ちたテディ・ランダッツォの「Let The Sunshine In」、スウィンギー＆グルーヴィーなジョン・ヘンドリックスの「Gimme That Wine」、キング・プレジャー＆ブロッサム・ディアリーで知られるジャジーなバラード「I'm In The Mood For Love」等のヴォーカル・ナンバー、そしてクールで渋い彼のハモンドが冴えるブッカーＴ＆ザ・エムジーズの「Green Onions」、ジミー・マクグリフの「All About My Girl」といったインスト・ナンバーを収録。全てカバー曲での構成ですが、どのナンバーも見事なジョージィ色。オリジナル曲のような仕上がりです。
全英１５位を記録した初期の代表作、彼がいかにＲ＆Ｂ、ソウル、ジャズに憧れを抱いていたかが分かる１枚です。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、エッジ沿いにシワ（一部白いシワ）が散見されますが、ツヤはまずまず良好です。裏ジャケは取り出し口に少々のヨレと仄かな黄ばみ、左上に軽い角打ち、右上に小さなシミ、所々に微かな薄汚れが散見されますが、大きな汚れや書き込み等はありません。四隅の角および底エッジにスレ剥がれが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は細かな表面スレが両面まばらに、Ａ面にやや目立つ４センチ程のスレ、Ｂ面に２〜３本の引っ掻きスレをはじめ、紙スレや小キズもいくつか見受けられる為ＶＧ評価としましたが、音に影響しないものが殆どで、ラベルのヒゲも少なめです。Ａ４前半で５ミリの小キズによる軽い周回プチ、Ａ面終了と同時にチリプチ、Ｂ６終盤で殆ど気にならないレベルの ''チッ'' という周回ノイズをはじめ、ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く底チリも少なめ。ノイズを拾いやすいステレオ針で試聴しましたが、再生状態は概ねＥＸクラス、両面共に良好です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｎ／１Ｎ
マザー番号：スタンパー・コードは 1:H / 1:H
インナースリーヴは両サイドに抜け有り。
