UK Columbia TWO 112 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX
1930年ロンドン生まれのジャズ・ピアニスト、ラルフ・ドリモア。
本作はアーサー・ワッツ(ベース)、ドン・ローソン(ドラムス)とのトリオで録音された1965年のアルバムです。
ダイナミックなティンパニが印象的なガーシュウィンの「Let's Call The Whole Thing Off」や、コール・ポーターの「Anything Goes」をはじめ、ベニー・ゴルソンの「Whisper Not」、ホルスト・ヤンコフスキーの「A Walk In The Black Forest(森を歩こう)」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「The Girl From Ipanema」、ルイス・ボンファの「Carnival」、ドリーミーなワルツ「Bluesette」、そして心浮き立つピアノ・タッチを聴かせる自作曲「Shuffle Baby」等を収録。
同年リリースの名盤『Keyboard Cocktail』の影に隠れてしまった感のある本作ですが、こちらも負けず劣らずの好内容。スタイリッシュなスウィング・チューンがズラリ、イージーラウンジ・ファンにもお薦め出来るクールで心地良いピアノ・トリオ傑作です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、右上に光にかざして分かる程度の文字痕(インクは無し)、エッジ沿いに細かいシワ、白地部分に褐色の印刷汚れのようなものが散見されますが、ヨレ感は少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケはタイトル付近に極薄のシミ、背表紙沿いに手指汚れが散見されますが、酷い汚れや書き込み等はありません。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い表面スレやヘアラインが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズはありません。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1/1
インナースリーヴは2辺に抜け有り。