UK Esquire 20-082 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX--
１９２３年イリノイ州シカゴ生まれのベニー・グリーン。ブルー・ノートやプレスティッジに数々の名作を残したトロンボーン奏者です。
本作はプレスティッジから１９５５年にリリースされた１０インチ・アルバム（PRLP210) の、大変貴重なジャケ違い英国プレスです。
晴れやかでノリの良いアンサンブルを聴かせる「Sometimes I'm Happy」や「Say Jack!」、味わい深いバラード・パートと、コンガが心地良いグルーヴィー・パートが交互に展開する「Laura」、トロンボーンとピアノの黄昏感漂うデュエットから小気味良いラテン・ジャズへと流れてゆく「Body And Soul」の４曲を収録。
チャーリー・ラウズ（テナー・サックス）、キャンディド（コンガ）、クリフ・スモール（ピアノ）、ポール・チェンバース（ベース）、オシー・ジョンソン（ドラムス）が顔を揃えた本作、１９５５年６月１０日、ニュージャージー州ヴァン・ゲルダー・スタジオで録音された名演奏です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリングすれ、周囲にコーティングの黄ばみ、背表紙沿いにスレ剥がれ／ムケ、エッジ沿いにヨレジワ／細かいシワが散見されます。表ジャケ右下角＆裏ジャケ左下角に複数のシワと剥がれ、裏ジャケ背表紙沿いに少々のコーティング浮き、右上角付近に折れジワ、右下折り返し部にシワ＆剥がれが見受けられます。底エッジ取り出し口側に１センチ弱の裂け、中程に２.５センチのムケが見られますが、抜けてはいません。背文字は半分くらいが消えています。随所に経年感／傷み有りの為ＶＧ評価です。
盤は薄い紙スレや線スレがまばらに散見される為（デッドワックスやや多めです）ＥＸにマイナス２つ付けましたが、殆どが音には影響しない表面的なものです。経年による軽い底チリ・時折チリプチ、Ａ２イントロで極小キズによる微かなプチを５〜６回程感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。英 Esquire ならではの鮮やかな音質を充分お楽しみいただける再生状態です。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
Ｔｅｘｔｕｒｅｄ内溝ラベル。ＦＬＡＴ厚盤。
マトリクスは PRLP-210-A / PRLP-210-B RVG（いずれも手書き）
インナースリーヴ無し（市販のものをお付けします）
