UK Contemporary LAC 12195 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX〜EX+
1928年カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのハンプトン・ホーズ。西海岸で活躍した黒人ジャズ・ピアニストです。
本作は1958年1月27日に行われたセッションで構成、ロサンゼルスでの録音です。
自然と体が動いてしまうご機嫌な「Yardbird Suite」や「There Will Never Be Another You」、「Love Is Just Around The Corner」、小気味良くスウィングする「Sweet Sue」、快調に飛ばすピアノ・タッチが素晴らしい「Up Blues」、エレガントなピアノに魅了される「Like Someone In Love」等を収録。
バーニー・ケッセル(ギター)、レッド・ミッチェル(ベース)、シェリー・マン(ドラムス)の気心知れた仲間達による名演奏。カリフォルニアの青い空のような明るい音色に包まれた、ウエスト・コースト・ジャズの傑作です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏もやや多めのコーティングすれ、背表紙沿いに深いシワ(切れ)がいくつか見受けられますが、ツヤはまずまずです。表ジャケ取り出し口に極々僅かなコーティング剥けが見られますが、まず気にならない程度のものです。背表紙に歪み(ヨレ)、四隅の角およびエッジの所々に剥がれ/コーティング剥けが散見され背文字の一部が消えていますが、抜けはありません。
盤はデッドワックスのみ仄かな曇り(ビニ焼け)が散見されますが、音溝部分は目立つスレ・スリキズの無い美盤です。唯一A1終盤で1ミリの極小キズによるプチを2回感じますが、そこ以外に気になるノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態はEX+、両面ともに大変良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラ・ジャケ。
ツヤ有りTextured外溝ラベル。FLAT厚盤。
マトリクスは2B/1B