UK Riverside JLP 35 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX- / EX
１９３２年米アーカンソー州生まれのレス・スパン。ディジー・ガレスピーやクインシー・ジョーンズの楽団でも活躍したギタリスト／フルート奏者です。
本作は、トミー・フラナガン（ピアノ）、サム・ジョーンズ（ベース）、アルバート・ヒース／ルイ・ヘイズ（ドラムス）、そしてジュリアス・ワトキンス（フレンチ・ホルン）という変則的な編成で、１９６０年にニューヨークで録音された作品です。
スタンダードの「Smile」や「It Might As Well Be Spring」、美しい旋律の自作バラード「Afterthought」でスパンはフルートを、そしてガレスピー作のグルーヴィーな名曲「Con Alma」や、クインシーの「Stockholm Sweetnin'」、心温まる美曲「There Is No Greater Love」等ではギターを披露。聴く程に染みてくる、味わい深い１枚です。
表ジャケはごく僅かなリングすれ、天エッジ沿いに仄かな黄ばみと黒ずみ汚れ、背表紙沿いに円形のコーティング浮きと細かいシワが散見されますが、ツヤは概ね良好です。裏ジャケは折り返し背部中程に少々のダメージと３本のシワ、取り出し口沿いに極薄のシミ、折り返し部に仄かな黄ばみが感じられますが、大きな汚れや書き込み等はありません。若干経年感有りの為ＶＧ評価としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い紙スレやヘアライン等の表面スレが光にかざすと散見されるＡ面をＥＸ－としましたが（Ｂ面はＥＸです）、音に影響するような深いキズはありません。静かな曲で微かな底チリ・時折チリプチ、Ｂ４前半で粒状のプレスミスによるこもったプツを４〜５回程感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態は両面共に良好です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
Ｔｅｘｔｕｒｅｄ内溝ラベル。
マトリクスは手書きで１Ｌ／２Ｌ
インナー・スリーブに細かいシミが散見されます。
