UK Decca LK 4692 mono
Condition sleeve : VG / record : VG〜VG+
ＭＥＧＡレア、ＵＫオリジナル盤です！
１９３８年英国ウェールズ出身のラリー・ペイジ。キンクスのマネージャーとして手腕を発揮、彼らを大成功へと導いた音楽プロデューサーです。
１９６５年の本作は、そんな彼らの楽曲をスタジオ・ミュージシャンが演奏したラウンジ・アルバムですが、キンクスのメンバーには無断で制作してしまった為関係が悪化、裁判沙汰にまでなってしまった曰く付きの作品です。
フルートや淡いホーン、ストリングスを効果的に使った「Tired Of Waiting For You」、ホーンセクションをバックにギターとオルガンが疾走する「Come On Now」、ヒップなサックスを前面に出したＭＯＤチューン「You Really Got Me」や「Ev'rybody's Gonna Be Happy」、ロマンティックな美曲に仕上がった「Something Better Beginning」に「Just Can't Go To Sleep」、クールなハモンドが冴えるソウル・ジャズ「Got My Feet On The Ground」、ギターも快調、女性コーラスをフィーチャーした「All Day And All Of The Night」等を収録。
ジミー・ペイジ（ギター）とジョン・ポール・ジョーンズ（ベース）も参加、ロック〜ＭＯＤ〜イージー・ラウンジ等々幅広い音楽ファンにオススメ出来るスウィンギン・ロンドンの名盤です。
表ジャケは周囲に多数の長いヨレジワ、所々にコーティング浮き、取り出し口に黒ずみ汚れ、背表紙沿いに黄ばんだシワが散見されますが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは周囲に黄ばみ、天エッジ沿いに書き込みを削って消した痕、取り出し口にヨレ＆５ミリ程度の破れが２つ見受けられます。抜けは無く背文字もまずまず鮮明ですが、全体的にかなりくたびれた印象の為ＶＧです。
盤は紙スレや太いヘアライン・スリキズが両面全体に散見され見た目今ひとつの為ＶＧ評価としましたが、大半が表面的なもので再生は思った以上に良好です。微かな底チリ・チリプチは感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態はＥＸ－くらい、両面共に良好です。
滅多に出回らない大変貴重な１枚です。見た目や多少のノイズは気にされないという方、是非ご検討下さい！
ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは２Ａ／１Ａ
インナースリーヴに黄ばみ有り。
