UK HMV CLP 1638 mono
Condition sleeve : EX / record : EX+
激レア、UK初版です!
1938年米ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のマッコイ・タイナー。ジョン・コルトレーンの黄金期時代のレギュラー・メンバーとしても活躍したピアニストです。
本作は1962年11月14日に録音されたヴァン・ゲルダー・スタジオでのセッションを収めた1枚、大変希少な英国プレスです。
スリリングに疾走する「Reaching Fourth」や、ブルース・フィーリング溢れるタッチを聴かせる「Blues Back」の自作曲をはじめ、エレガントなピアノに魅了される「Goodbye」、晴れやかにスウィングする「Theme For Ernie」、ブロードウェイ・ミュージカル『フィニアンの虹』より「Old Devil Moon」、軽やかな高速チューン「Have You Met Miss Jones」の6曲を収録。
ヘンリー・グライムス(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラムス)とのトリオでの演奏。それぞれのソロもじっくりと堪能出来る贅沢な1枚です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、左上と取り出し口側にヘアライン状のやや長い折れジワが見られますが、エッジ沿いのシワは少なくツヤも概ね良好です。裏ジャケはごく僅かなリングウエア、右上折り返し部に1本の茶色いシワが見受けられますが、大きな汚れや書き込み等はありません。天エッジ両サイド角に若干のスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極々僅かな紙スレが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面で、ラベルのヒゲもA面に1本見られるのみです。B3中盤とラストでそれぞれほんの一瞬 ''ザッ'' という軽いノイズを感じますが(音溝はキレイです)、私が個人的に所有しているUK盤も全く同じですので、プレスによるものと思われます(US盤は未聴の為分かりません)。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは A 33A-1N / A 33B-1N