UK Decca LK 4353 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX
１９１０年トリニダード・トバゴ生まれのエドムンド・ロス。イギリスを拠点に、多くのラテン・アルバムをリリースしたイージー・リスニング界の巨匠です。
本作はオーケストラを率いて録音された１９６０年のアルバムです。
ゴージャスで軽快なサンバ「Brazil」や「Copacabana」、「Rio Brasil」をはじめ、ラテン・パーカッションが心地良い優雅なルンバ「Cuban Love Song」に「Te Quiero Dijiste」、「Divina Mujer」、アジアン・テイストを織りまぜた「Toku」、男性コーラスをフィーチャーしたチャ・チャ・チャ「Pao Pao Cha Cha Cha」「Puerto Rican Peddler」等を収録。
晴れやかな気分になれる品の良いグルーヴィー・チューンがズラリ。当時の上流家庭の幸せそうなひとコマを収めたアート・ワークもなんだか魅力です。
見開き右側のホルダーにレコードを収める仕様の、表面コーティング見開きジャケットです。
表ジャケは天エッジ沿いにシミや汚れ、底エッジ沿いにスレ剥がれ、数本の折れジワ、天／底エッジ・取り出し口沿いの一部に僅かなコーティング剥けやヨレ、背表紙沿いに微細なシワが散見されますが、ツヤは概ね良好です。裏ジャケは若干のリングすれ、天エッジ沿いにヨレ・ムケ・三角形のコーティング剥がれ・シミ、右下角付近に複数の折れ、小さな破れが見受けられます。見開き内側は概ねキレイですが、右下角付近にコーティング剥け・浮きが見受けられます。コーティングに少々の変色有りですが、６０年の年月を考慮しますと、まずまずのコンディションかと思います。
盤はごく僅かな表面スレ、数本の線スレ・ヘアラインが光にかざして微かに見える程度。両面共に深いキズの無いキレイめな盤面です。Ａ１頭とＢ３頭で極小キズによるプチをそれぞれ４〜５回程感じますが、そこ以外に気になるノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態は両面共に良好です。
ＵＫオリジナル盤。表面コーティング見開きジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは１Ａ／１Ａ
