UK Columbia 33CX 10098 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
１９０６年マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれのジョニー・ホッジス。エリントン楽団の花形スターとして活躍したことで知られるアルト・サックス奏者です。
本作は米ヴァーヴからリリースされた１９５７年のアルバム『Duke's In Bed』のジャケ／タイトル違いの英国プレスです。
''デュークはベッドの中'' というタイトル通り、エリントン抜きの楽団メンバーで５６年ニューヨークで録音された本作、ブルージーで味わい深いアンサンブルを聴かせる「Meet Mr. Rabbit」や「Ah Oodie Oobie」、ヴォーカル入りの「Just Squeeze Me」、まろやかなサックスとエレガントなピアノが贅沢な時を刻む「Ballade For Very Sad And Very Tired Lotus Eaters」、レイ・ナンスのノスタルジックなヴァイオリンが印象的な「It Had To Be You」、それぞれのソロをじっくりと味わえる「Take The ''A'' Train（Ａ列車で行こう）」等を収録。
ハリー・カーネイ（バリトン）、クラーク・テリー、レイ・ナンス（トランペット）、ジミー・ハミルトン（クラリネット）、ビリー・ストレイホーン（ピアノ）、クエンティン・ジャクソン（トロンボーン）、サム・ウッドヤード（ドラムス）、ジミー・ウッディ（ベース）といった豪華な顔ぶれによる艶のある名演です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリングすれが見られますが、シワ・ヨレ感は少なく、コーティング剥がれ・ムケ等もありません。裏ジャケも大きな汚れや書き込み等は無く、白さを保っています。天エッジに１.５センチのムケが見受けられますが、抜けてはいません。角に若干のスレ剥がれ有りですが背文字は鮮明、ペラジャケの中ではかなり良好な部類のコンディションかと思います。
盤はデッドワックスの一部に少々のくすみが感じられますが、音溝部分は音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。粒状の小さなプレスミスが有りＡ１前半で５〜６回、Ｂ１前半で２回、それぞれこもったプツを感じますが、殆ど気にならない程度の軽い軽いものです。鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスはＡ－１Ｎ／Ｂ－１Ｎ
市販のインナースリーヴです。（片サイドに抜け有り）
