UK Oriole PS 40058 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX- / VG++
１９２８年フランス・パリ出身のアレクシス・コーナー。英国ロックやＭＯＤＳ系のアーティストに多大な影響を与えた ''ブリティッシュ・ブルースの父'' と呼ばれたシンガー＆ギタリストです。
本作は、１９６４年２月にリヴァプールのクラブ ''キャヴァーン'' で行われたライヴの記録です。
アーシーで粘り気のある「Hoochie Coochie Man」や軽快にグルーヴする「Kansas City」といったブルース・スタンダードをはじめ、アレクシスの枯れたヴォーカルに奔放なサックスとオルガンが絡む「Overdrive」、ＭＯＤファンにはお馴染み黒人男性シンガーのハービー・ゴーインズをリード・ヴォーカルに迎えた「Every Day I Have The Blues」や「Well All Right, O.K., You Win」、そのハービーに捧げたというアレクシス作のＭＯＤインスト「Herbie's Tune」等を収録。
自らのルーツであるジャズとブルースを融合させた熱い演奏を聴かせる名ライヴ、痺れる１枚です。
表ジャケは若干のコーティングすれ、四隅の角やエッジの所々に黒い着色、エッジ沿いにヨレジワや細かいシワが多く散見されますが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは微かなリングウエアやスレ汚れ、薄いシミ、曲目部に黒マジックの書き込み、四隅の角の折り返し部にヨレ・シワ・ムケ等のダメージが見受けられます。エッジの所々にスレ剥がれが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は紙スレや線スレ等の表面スレが全体に散見されるＢ面をＶＧ＋＋、少なめのＡ面をＥＸ－としましたが、両面とも音に影響するような深いキズはありません。唯一Ｂ１中盤に粒状のプレスミスが有り、こもったプツを６回感じますが、そこ以外に気になるノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態は両面共にＥＸ、大変良好です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ／Ｂ
