UK Verve VLP 9070 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX-
ピアニストのビル・エヴァンスと、西海岸を代表するジャズ・ドラマーのシェリー・マン。
本作は、１９６２年８月にニューヨークで録音された２人の共演盤です。
モンティ・バドウィッグ（ベース）が加わったトリオ編成での本作、明るく躍動的なピアノ・タッチが印象的な「The Washington Twist」や「I Believe In You」、メランコリックで美しいエヴァンスのプレイに心打たれる「Danny Boy」、しっとりとしたワルツ調からスウィンギーな演奏へと変化する「Let's Go Back To The Waltz」、それぞれのソロをじっくりと聴かせる９分にも及ぶロジャーズ＆ハートの「With A Song In My Heart」等を収録。
エヴァンスにとってヴァーヴ移籍後第一弾にあたる本作、盟友スコット・ラファロ亡き後哀しみを乗り越えての録音です。
表ジャケは黒が基調の為、リング／コーティングすれや背表紙沿いのシワが若干目立ちます。背表紙沿い中程に小豆大の剥がれ、底エッジ沿いに僅かなコーティング浮きが見られます。裏ジャケはライナーノーツ部や下方に黒ずみ汚れ、取り出し口沿いや折り返し部に接着剤汚れが散見される等、やや薄汚れた印象です。四隅の角および底エッジの所々にスレ剥がれが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はＢ３にヘアライン状のキズが見受けられます（画像参照）。針飛び無く安定した再生ですが、中盤からラストにかけての１分５０秒間程軽い周回プチが出ます。Ａ面に１本の長いヘアライン、Ｂ１に１.５センチ程の表面的な線キズ有りですが、これらは音への影響はありません。耳障りなノイズは特に無く、底チリもあまり感じません。Ｂ３のキズの箇所以外はＥＸ＋の再生状態です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１Ｓ／Ｂ－１Ｓ
無地のザラ紙インナースリーヴです。
