UK Pye NSPL 18305 stereo
Condition sleeve : VG+++ / record : EX-〜EX
イギリス・サリー州生まれのジャズ・ピアニスト、ロイ・バッド。幼少期から神童と呼ばれ、6歳から活動。ロンドンの名門ジャズ・クラブ ''ブルズ・ヘッド'' の専属ピアニストとしても活躍しました。
本作はトニー・ハッチがプロデュースを手掛けた1969年のアルバムです。
優雅でグルーヴィーな「On A Clear Day You Can See Forever」、ゴージャスなホーンが晴れやかなハッチ作の「Call Me」をはじめ、ドラマティックな展開が感動的な「Pavane」、叙情性あふれるワルツ「Waltz For Sandy」、アコースティックギター入りのハートウォーミングな自作曲「Country Girl」、スタイリッシュなボサ・チューン「It Only Goes To Show」、ダイナミックなビッグ・バンドによる「Bye Bye Blues」、そしてランディ・ニューマンの「Simon Smith And The Amazing Dancing Bear」やゴフィン&キングの「Going Back」といった選曲のセンスにも注目です。
英国的気品を感じさせるクールでエレガントなイージー・ラウンジの名盤です。
表ジャケはやや多めのリング/コーティングすれ、取り出し口側に数本のヨレジワ、エッジ沿いにシワが散見される等若干経年/使用感有りですが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは微かなリングウエア、折り返し部ふちに黄ばみ汚れ、取り出し口側に仄かな黄ばみ・薄いシミが散見されますが、書き込みや剥がれ等はありません。四隅の角に少々のスレ剥がれ、背表紙に黄ばみ汚れが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い紙スレや線スレが光にかざすといくつか散見される為、厳しめにEX-としましたが、いずれも音には影響しない表面的なものです。唯一B3中盤に粒状のプレスミス&こすった痕が見受けられ3回のプチを感じますが、まず気にならない程度の軽い軽いものです。微かな底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。再生状態はEX、大変良好です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
無地の薄紙インナースリーヴは片サイドに抜け、微かな日焼け有り。