UK HMV CLP 3594 mono
Condition sleeve : VG++ / record : VG+++
マンフレッド・マン(オルガン)、マイク・ハグ(ドラムス/ヴィブラフォン)中心に結成された英国MODバンドのマンフレッド・マン。
1967年の本作は、コンスタントに発表してきたインストゥルメンタル曲で構成された編集盤です。
ポール・ジョーンズのヴォーカルとハーモニカが渋い唯一の歌もの「L.S.D.」、65年に録音されたものの陽の目を見なかった「God Rest Ye Merry Gentlemenn」と「Tengo, Tango」の初出音源をはじめ、ローリング・ストーンズの「(I Can't Get No) Satisfaction」、ザ・フーの「My Generation」、ヤードバーズの「Still I'm Sad」、グルーヴィー&スリリングなミルト・ジャクソンの「Spirit Feel」といった斬新な解釈に痺れるカバー曲、ホーン・セクションにハグのヴァイブがブルージーに絡む「The Abominable Snowmann」、フルート+ヴィブラフォン+オルガンのクールな共演「Bare Hugg」等のオリジナル曲を収録。
元々ジャズ志向のメンバーで結成されたバンドだけあり、その演奏技術とフィーリングは折り紙付き。いまやオリジナル・アルバム以上に評価が高いMODジャズの大名盤です。
表ジャケは黒が基調の為、若干リング/コーティングすれ、エッジ沿いのシワ・ヨレジワが目立ちますが、ツヤはまずまずです。四隅の角のスレ剥がれ部分に黒く塗られた形跡が見られますが、注意深く見て判る程度のものです。取り出し口に若干のスレヨレ有り。裏ジャケは取り出し口にヨレ、背表紙側/取り出し口側/天エッジ沿いに黄ばみ汚れ(恐らく手垢)が散見されますが、書き込みや剥がれ等はありません。四隅の角にスレ剥がれ、背表紙に数本の深いシワ、天エッジ中程に僅かなコーティング剥けが見受けられますが、抜けはナシです。
盤は紙スレや線スレ等の薄い表面スレが両面まばらに散見されます。A7にやや目立つ線キズ(画像参照)、B4の一部に細かいスレキズが見受けられますが、いずれも音への影響はありません。ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特に無く底チリも少なめ。厳しめにVG評価としましたが、再生状態はEX、大変良好です。
※ノイズを拾いやすいステレオ針で試聴した感想です。
その完成度の高さゆえ、年々入手が困難になっているアイテムです。今のうちに是非ご検討下さい!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1/1
マザー番号・スタンパー・コードは1G : 1M
インナースリーヴは片サイドに僅かな抜け有り。