UK Probe SPB 1003 stereo
Condition sleeve : VG+ / record : EX
多くのシンガーに優れた楽曲を提供した作曲家、ビリー・メシェル。
本作は唯一の自作自演盤、1969年のアルバムです。
ストリングスとトランペット、繊細なヴォーカルがマッチした「Today Has Been Cancelled」、フォーク・ロック調の「(It Ain't Easy Being) Shirley Newman's Boyfriend」、バブルガム・ポップ風の「I Blew It」といった3曲のシングルをはじめ、クラシカルなイントロから高揚感に満ちたサビへと繋がる「If You Could Put That In A Bottle」、バーバンク・サウンドを彷彿とさせる「Take A Bow, Rufus Humfry」や「That's What Sends Men To The Bowery」、ご機嫌なグルーヴィー・チューン「I Didn't Come To N.Y. To Meet A Girl From My Hometown」、オールド・タイミーな味わいの「I Say Hello When I'm Leaving」等を収録。
決して派手さは無いものの、粒揃いのナンバーがズラリ。楽曲のクオリティは勿論のこと、粋なアレンジ・センスにも注目したい知る人ぞ知るソフト・ロックの隠れた傑作です。
表ジャケはやや多めのリング/コーティングすれ、底エッジ沿い中程に剥がれ、背表紙沿いにシワが散見されます。裏ジャケは折り返し部ふちに黒ずみ汚れ、リングウエアやスレ汚れが所々に散見されます。全体的に経年/使用感有りの為VG評価としましたが、抜けは無く背文字も鮮明です。四隅の角に少々のヨレ・スレ剥がれ有り。
盤はほんの僅かな紙スレ・線スレ等の表面スレが微かに見える程度。両面共にキレイめな盤面です。A4後半で睫毛状の小キズによる軽いプチを10数回感じますが、そこ以外に気になるノイズは特に無く底チリも少なめ。再生状態は両面共に良好です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1G/B-1G
インナースリーヴは片サイドに抜け有り。