UK London LTZ-U 15020 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : EX
激レア、ＵＫ初版です！
１９２２年ミシシッピ州ローレル生まれのマンデル・ロウ。作／編曲家としても活躍したジャズ・ギタリストです。
本作は米 Riverside から１９５５年にリリースされたアルバム（RLP 12-204) の、大変貴重な英国プレスです。ＵＫ盤は、ＵＳオリジナルより１曲少ない８曲入りです。
ディック・ハイマン（ピアノ／オルガン）、トリガー・アルパート（ベース）、エド・ショーネシー（ドラムス）によるカルテット編成で録音された本作、弾むようなスウィングを聴かせる「Will You Still Be Mine」や「Cheek To Cheek」、寛ぎのひとときを演出する「I'll Never Be The Same」、ラテンのリズムを取り入れた「Yes Sir, That's My Baby」等のスタンダードをはじめ、ハイマンのチェレスタが際立つバロック調の「Bach Revisited」、前衛的な味わいの「Far From Vanilla」等の自作曲を収録。
バックの演奏は端正で控えめ、派手さはありませんが、彼の職人技とも言えるギターを存分に味わえる逸品です。
両面フル・コーティングのジャケットは、天エッジと底エッジにダメージ（剥がれ）が見られる為ＶＧ評価としましたが、それを除けばＥＸ以上の美ジャケです。表ジャケは微かなリングすれが見受けられますが、シワやコーティング剥がれ・ムケ等は無く、コーティングもツヤツヤです。裏ジャケは取り出し口に僅かなヨレ、背表紙側に粒状の薄いシミが散見されますが、全体的には白さを保っています。四隅の角に若干のスレ剥がれ有りですが、抜けはナシです。
盤は一見する限りではＥＸ以上の美盤ですが、睫毛ほどの小キズがいくつか見られ、Ａ１ラストからＡ２イントロにかけて８回程、Ａ３中盤で１０回程、Ｂ４中盤で５回程のプチをはじめ、時折ノイズを感じる箇所はありますが、いずれも軽微なものです。鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く、経年による底チリも少なめ。再生状態はとても良好です。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
外溝ラベル。ＦＬＡＴ厚盤。
マトリクスは１Ｂ／１Ｂ
当時のものと思われる英国製半円ビニール袋付。
