UK Philips SBL 7896 stereo
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX
ディッキー・ピーターソンを中心としたブルー・チアー。サンフランシスコを拠点に活躍したサイケデリック・ロック・バンドです。
1969年の本作は、ギタリストのリー・ステファンズ脱退後、バーンズ・ケロッグ(ピアノ/オルガン)と2人のギタリストを迎え、5人体制で録音されたサード・アルバムです。
荒削りな疾走チューン「When It All Gets Old」、ブルージーなピアノ・イントロからハードなロックに流れ込む「I Want My Baby Back」、アーシーなカントリー・ロック「As Long As I Live」、ボブ・ディランのカバー「It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry」、そして新たに加入したランディ・ホールデンのギターが冴えるダークでアシッドな「Peace Of Mind」や、ギター・リフが炸裂する「Fruit & Icebergs」等を収録。
前作までのブルース・ロック色は薄まりハード・ロック路線へと移行した本作、新生ブルー・チアーが放った意欲作です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏もやや多めのリング/コーティングすれ、取り出し口にスレ剥がれ・ヨレ・ムケ、エッジ沿いにシワが散見され、経年/使用感有りです。裏ジャケ左下に小さな剥がれ、四隅の角にスレ剥がれ等のダメージ、4センチの底割れが見られます。VG+としましたが、背文字は概ね鮮明です。
盤はデッドワックスを中心に紙スレや線スレ等の表面スレがうっすら散見される為EX-としましたが、音溝部分に深いキズ等はありません。微かな底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。再生状態は大変良好です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスは1Y//1、2Y//1
インナースリーヴは片サイドに抜け有り。