UK Philips BBL 7327 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX--
1959年に発表されたジョー・スタッフォードの本作は、ブルースの変遷を四つのテーマに分け、11曲のナンバーを組曲風に仕立てた斬新な構成の異色作です。
オーケストラは彼女の夫でもあったポール・ウェストンによるもの。男性コーラス・グループのスターライターズが彼女をサポート、ヴォーカルの掛け合いが見事で、流れるように物語は進んでいきます。
「Sometimes I Feel Like A Motherless Child」 「Kansas City Blues」 「Memphis Blues」 「He's Gone Away」 「Lover Man」 「Blues In The Night」などを収録。
何を歌わせたとしても、情感・歌唱力とも申し分ない彼女。もしかしたら彼女の根底にはブルースが流れているのかもしれませんね。
両面フル・コーティングのペラジャケです。
表ジャケはリングすれがうっすらあるものの、シワ・ヨレは少なくコーティングも良好です。裏ジャケは中央付近にリングすれと尖った物で引っ掻いたようなキズがあります。エッジは所々に小さな剥がれが点在していますが抜けはありません。損傷に弱いペラジャケにしてはまずまずのコンディションかと思います。
盤は薄いスレ・紙スレが微かに見える程度でスリキズは殆ど無いようです。A面出だしで経年による底チリを少々感じるかもしれませんが、全体的には概ね良好の再生状態です。
UK盤。フル・コーティング折り返しペラジャケ。
Texturedラベル。
マトリクスは1L=1/2L=3