UK MGM C-922 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX
1938年イリノイ州シカゴ生まれの黒人女性シンガー、パット・トーマス。
62年に録音された本作は、ラロ・シフリン編曲・指揮の流麗なストリングスを配した極上のボサノヴァ・アルバムです。
ビルボードのポップチャートで78位を記録した「Desafinado」をはじめ「Carnival」「One Note Samba」等を収録。
軽快なボサ・チューン「Could Be」、ハミングとスキャットのみで勝負した「Recado Bossa Nova」「Samba De Orfeu」辺りがおすすめ。不思議なメロディーラインを持つ「To Welcome The Day」も面白いナンバーです。
黒人ならではのブルージー&ジャジーさを兼ね備えながらも、しつこさを感じさせない歌唱が魅力です。爽快な風が吹き抜けるようなボサ名盤です。
表ジャケはシワ・ヨレ少なく良好ですが、天部エッジにこまかいシワ・剥がれなどのダメージが少々見られます。各コーナー部分は透明な樹脂ボンド等による修復痕あります。抜けはありません。裏ジャケは折り返し部分にシワや少々のダメージが見られ、一部欠損あり。
盤は、光にかざすと出し入れによって付く紙スレが薄く見えますが、スリキズ等は殆ど無く、再生は非常に良好です。気になるチリノイズも感じません。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N
インナー・スリーブは書き込み&破れあり。