UK London / Atlantic LTZ-K 15130 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX-〜EX
1921年テキサス州ダラス生まれのジミー・ジュフリー。作/編曲家としても活躍したテナー&バリトン・サックス/クラリネット奏者です。
本作はジム・ホール(ギター)、ラルフ・ペナ(ベース)とのトリオで録音された1957年の作品です。
品良く滑らかに疾走する「The Song Is You」、心和む演奏に魅了される「Crazy She Calls Me」といったスタンダードをはじめ、小粋にスウィングする「Gotta Dance」や「That's The Way It Is」、ジムの味わい深いギターが染みる「Two Kinds Of Blues」、柔和なクラリネットの音色に癒やされる「My All」等の自作曲を収録。
品格に満ちた室内楽的なアンサンブルが秀逸、穏やかで心落ち着くドラムレスでの名演です。
表ジャケは微かなリングすれ、左上に折れとコーティング浮き、エッジ沿いに浮きを伴ったシワが散見されますが、コーティング剥がれやムケはありません。裏ジャケはごく僅かなリングウエア、右上に折れが見られますが、大きな汚れや書き込み等はありません。抜けは無く、角スレも少なめです。
盤は数本の線スレ・ヘアラインが見受けられるのみ。両面共に盤面のツヤも上々で、ラベルのヒゲもほんの僅かです。但し、A1から2の中盤にかけてヒョロヒョロとしたヘアラインが有り時折微かな周回プチを感じるのをはじめ、B3中盤で極小キズによるプチを12回、B4後半でプレスミスによるほんの一瞬のサーフェス・ノイズと1回のプチを感じます。ノイズ自体はいずれも軽いものですが、静かな作品の為やや目立つ印象かもしれません。全体的には底チリも少なく、概ね良好の再生状態かと思います。
UK盤。片面コーティング・ペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは1B/1B