UK Vanguard SVRL 19059 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : VG++
１９４３年テキサス州ガルヴェストン生まれのラリー・コリエル。ジャズとロックの融合を意欲的に追求したフュージョン・ギタリストです。
本作は１９６９年にリリースされたソロ・アルバム第２弾です。
ハードなギターがうねるファンキー・チューン「Sex」、クールなグルーヴが不思議な魅力を放つ「Beautiful Woman」といったヴォーカル・ナンバーをはじめ、サンプリング・ネタとしても知られる「Morning Sickness」、アルバート・スティンソンのベースが炸裂する重厚でサイケデリックな「The Jam With Albert」等のインスト・ナンバー、そしてメロウな雰囲気を漂わせつつもドラムブレイクが入る、奥方ジュリーが書いた「No One Really Knows」と「Ah Wuv Ooh」も実に良いアクセントになっています。
ヘヴィなギター・リフと、バーナード・パーディによる力強いドラム・プレイが痛快。ジム・ペッパー（サックス／フルート）やロン・カーター、チャック・レイニー（ベース）といったジャズ畑の大物達も参加した、アシッドなジャズ・ロック名盤です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏もやや多めのコーティングすれ、エッジ沿いに細かいシワが散見され経年／使用感有りですが、目立つ汚れや書き込み等は無く、ヨレ感も少なめです。四隅の角にスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は紙スレ・線スレ・ヘアライン等のやや目立つスレが両面全体に散見される為ＶＧ評価としましたが、大半が音には影響しない表面的なものです。若干の底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態はＥＸ－くらい、両面共に良好です。
レーベル両面にシール剥がし痕有り。
ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスは１Ｙ＊１／２Ｙ▽２
インナースリーヴに黄ばみ・シミ有り。
