UK Rca Victor SF 8211 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX+
実際に起こった冤罪事件を元にジュリアーノ・モンタルドが1971年に映画化したイタリア/フランス合作『死刑台のメロディ』のサウンド・トラックで、音楽は巨匠エンニオ・モリコーネが手掛けています。
室内楽のように美しく、そして切ない「Hopes Of Liberty」や「Sacco And His Son」、「Liberty In Hope」、斬新でスリリングな「And To Have To Die」に「The Electric Chair」等聴きどころ満載ですが、とりわけ注目はジョーン・バエズが歌う「Here's To You」と「The Ballad Of Sacco And Vanzetti (Part 1〜3)」のヴォーカル曲。厳かなコーラスを従えての前者は当時日本でも話題となった主題歌、そして後者は聴く者の心に悲しく突き刺さる不朽の名曲です。彼女の声質を活かした曲構成に、モリコーネの並外れた才能を感じさせます。
表ジャケは若干のリングすれ、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、コーティングのツヤは良好です。裏ジャケは天/底エッジ沿いに極々僅かな薄汚れが感じられますが、目立つ汚れや書き込み等は無く、白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤は、両面共に目立つスレ・スリキズの無いほぼニアミントの美盤です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもあまり感じません。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスは2E/2E
別会社(デッカ)のインナースリーヴです。