UK Esquire 32-148 mono
Condition sleeve : EX-- / record : EX
1932年米ミズーリ州セントルイス生まれのオリヴァー・ネルソン。アレンジャー/コンダクターとしても活躍したサックス奏者です。
本作は、エリック・ドルフィーとリチャード・ウイリアムスを迎え1960年5月27日にニューヨークで行われたセッションを収めた1枚。プレスティッジのサブ・レーベル New Jazz からリリースされたアルバム(NJLP 8243)の、大変希少な英国プレスです。
オリヴァーの粘り気のあるブロウに痺れる「Screamin' The Blues」、リチャードのトランペットが冴え渡る「March On, March On」、晴れやかでグルーヴィーな「The Drive」、エリックの斬新なソロが際立つバップ・チューン「The Meetin'」、ミッドナイトな空気と湿度に包まれた「Three Seconds」、オリヴァー×エリックのアルト・バトルが痛快な「Alto-Itis」の6曲を収録。
オリヴァー・ネルソン(テナー/アルト)、エリック・ドルフィー(アルト/バスクラ)、リチャード・ウイリアムス(トランペット)、リチャード・ワイアンズ(ピアノ)、ジョージ・デュヴィヴィエ(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラムス)の気心知れた面々による演奏。ブルース・フィーリングに満ち溢れたハード・バップの名盤です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、右下取り出し口に僅かなダメージ、エッジ沿いにシワが散見されますが、コーティングのツヤは概ね良好です。裏ジャケは少々のリングウエア、青ボールペンによる書き込みが曲目部に、取り出し口に若干のヨレ&下部にほんの僅かな破れが見受けられます。両面の四隅の角に変色したテープ痕が見られますが、さほど目立たない感じです。やや経年/使用感有りですが、良好な部類のコンディションかと思います。抜けもありません。
盤はうっすらとした表面スレ・紙スレが少々見受けられますが、音に影響するようなキズはありません。経年による底チリは僅かに感じますが、耳障りなチリプチ等は一切ナシ。英 Esquire ならではの高音質サウンドをお楽しみいただける大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
Texturedラベル。
マトリクスはA/B(手書き)、RVG(機械刻印)