UK Pye International NSPL 28119 stereo
Condition sleeve : EX-- / record : EX--
レア、UKオリジナル盤です!
バブルガム・ポップの火付け役として知られるプロデューサー、ジェフリー・カッツとジェリー・カセネッツ。
1968年の本作は、『1910フルーツガム・カンパニーやミュージック・エクスプロージョン、オハイオ・エクスプレスをはじめとする彼らがプロデュースした8つのグループが集まって、カーネギー・ホールで開催された68年6月7日のライヴ』という架空のコンセプトで制作された企画盤です。
1910フルーツガム・カンパニーの「Simon Says」、ミュージック・エクスプロージョンの「Little Bit O' Soul」をはじめ、ビートルズの「We Can Work It Out」や「Yesterday」、スティーヴィー・ワンダーでお馴染みの「Place In The Sun」、ライチャス・ブラザーズの「You Lost The Lovin' Feeling」、ザ・リーヴスをはじめ多くのロッカー達が取り上げた「Hey Joe」、気品ある管弦楽器と厚みのあるコーラスをフィーチャーした「Poor Old Mrs. Jensen」に「Mrs. Green」等を収録。
歓声やサウンド・コラージュを散りばめた本作、バブルガム・ポップと言うよりかはサイケデリック色濃厚。随所に実験的要素が見え隠れする斬新な1枚です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口沿いや右下にいくつかのヨレジワ、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、コーティングのツヤはまずまずです。裏ジャケは左上角付近に小さな剥がれ、ライナーノーツ部にキズ(2.5センチ程の剥がれを黒く塗って修復した形跡)、背表紙に2本の黄ばんだシワ、取り出し口に仄かな黄ばみとヨレが見受けられます。四隅の角および底エッジの所々にスレ剥がれが散見されますが抜けは無く、背文字も概ね鮮明です。
盤はヘアラインや線スレが両面に散見され、細かいスリキズもチラホラ見られる為EX--としましたが、大半が音に影響しない表面的なものです。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイスは特にナシ。ラベルのヒゲは多いですが、再生状態は大変良好です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1